35山口県 普賢寺 庭園

フレーム

所在地:山口県光市室積
アクセス:JR光駅〜バス
形式・作庭:枯山水 伝 雪舟
文化財:県指定名勝

普賢寺は光市室積の峨嵋(がび)山北のふもとにあり、平安時代の1006年(寛弘3)に播磨国(兵庫県)性空(しょうくう)上人が一堂を建立したことに始まるという古い寺である。庭園は本堂の南側にあり、広さは周囲の雑木林の部分を含めると2177u である。庭園の主な部分は、約20m四方のほぼ正方形をしており、低いマキの生け垣で囲まれた枯山水の庭園である。
 正方形の庭の南東部に三つの自然石(高さ約2m、1m、90cm)を配置して枯滝(石を組んで滝を表すもの)としている。その前面を池に見立て、南方にある峨嵋山の峰々を背景として生かしている。庭内には、このほか数個の横石を並べているだけで、周りのシイやクスなどの巨木と調和して、全体として落ち着いた雰囲気が漂っている。
 寺伝では雪舟が築いたというが、そのことを書いた資料はない。県下でも早い時期の枯山水庭園であり、山口の常栄寺庭園、宇部の宗隣寺庭園と並んで紹介されることが多い。
(山口県の文化財HPより)

私的満足度「★」:光の駅からバスに揺られてやって来ました。ここは伝雪舟です。蘇鉄がマッチしています。


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