住所;岡山県倉敷市中央1丁目3−18
アクセス;JR倉敷駅〜徒歩
様式・作庭:小川治兵衞
文化財:
大原家別邸となる有隣荘は、1928年(昭和3年)に 大原孫三郎が、病弱な妻を気遣い「家族の為に落ち着いた住まいを」と建設されました。設計は、大原美術館や中国銀行の設計を手がけた薬師寺主計と明治神宮や築地本願寺の造営で知られる伊藤忠太、内外装デザインは児島虎次郎、庭園は近代日本庭園の先駆者であり
平安神宮や山県有朋邸などの名庭を手がけた京都植冶の七代目小川治兵衞によって手がけられています。 緑色の瓦屋根が目立つことで「緑御殿」とも呼ばれています。この艶やかな緑色の瓦は、
特殊な釉薬が使われており、泉州堺の瓦職人に特別注文したものです。 現在の価格で1枚3万円程だったといわれています。また、1947年(昭和22年)には昭和天皇の宿泊所として使用されるなど
大原家別邸の後は来賓館として使用され、多くの貴賓客をお迎えされていました。
長く非公開とされてきましたが、1997年(平成9年)から年に春秋2回、大原美術館主催の特別展示室として公開されています。 (くらしき観光.comHPより)
私的満足度「★」:通常非公開のため、特別公開の時期に合わせてやってきましたが、当日はパレードをやっていて、人ごみをかき分けながらたどり着くのにすごい時間を要しました。入場料1000円支払い後荷物を取り上げられ、全面撮影禁止と告げられます。貴重な美術品を多く展示しているためと思われます。大きな庭石の写真を撮りたかったですが、ものすごい数の監視員がいて撮影断念しました。
|