所在地:岡山県総社市門田 アクセス:JR伯備線総社駅〜徒歩 浅尾藩は第2代蒔田定正の時に1万石を割り旗本に位置して以来、領主は江戸に住み井出に知行所を置きました。第12代蒔田廣孝が再び一万石の大名になったのを機に、1863年に井手の知行所を廃止し、浅尾に陣屋を置きました。 城を持たない小大名や旗本の役所を陣屋といいます。浅尾陣屋は慶応2年(1866年)、長州第二騎兵隊の脱走グループに襲撃、焼き討ちされました。浅尾藩が1864年の蛤御門の変で長州征伐に活躍した恨みが、この浅尾騒動につながったと言われています。消失した陣屋はその後も再建されぬまま時をすごし、当時の面影をしのぶことは難しく、現在では有志により残された陣屋跡を示す石碑、竹林の中にわずかに残る土塀がその跡を伝えています。(浅尾陣屋集義館HPより) 私的満足度「★」:崩れかけた土塀を見て感動する所です。 |