所在地：島根県鹿足郡津和野町邑輝795
アクセス：ＪＲ津和野駅〜バス
形式・作庭：池泉観賞式庭園
文化財：国指定名勝

此所は「天領の里、春秋峡」と云って、津和野八景の一つになっている。昔は石見國畑迫村と云い、堀家を中心として栄えた村である。堀家の屋敷は此の山峡の豊な自然の中に嵌め込まれた壮大な人工の造形であり一種独特の景観を形成している。天領の里と呼ばれる由来は、此所の裏山（緑山と称す）から銀銅が出たので徳川幕府は此所を直轄領（天領）に指定し、幕府直属の大森銀山代官の支配下に置いたからである。堀家は代々銅山年寄役を世襲し天領差配家として三百年の歴史を閲して来た名家である。（パンフレットより）

私的満足度「★★★」：津和野から１日４往復走っているバスに３０分ほど乗ると山間に別世界が広がります。大金持ちのお城のような家の中と道を挟んだ向こう側に客殿（楽山荘）の２階から眺めるために作ったという庭（和楽苑）の２つがあります。さすがは国の名勝指定庭園だけのことはあります。