所在地:島根県安来市古川町320 アクセス:JR安来駅〜バス 形式・作庭:枯山水、他 文化財: 安来市が誇る日本一にして、市民の誇りでもある「足立美術館」。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングにて、かの有名な桂離宮(京都府)を抑え、6年連続第1位の座に。名実ともに偉大な称号を得たこの美術館、創設者は地元安来出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)氏で、繊維卸業などで財を成し、自らが集めた近代日本画の名品などをもとに昭和45年、71歳で故郷・安来に設立されました。庭造りに残りの生涯を捧げたというその思いは、やがて庭園に命を吹き込み、誰もがその価値を認めるほど偉大な場所に。その評価は安来市を越え、日本を越え、世界へ。そして今も多くの来館者に「日本の美」を伝えて続けているのです。広さ約50,000坪・・・。「枯山水庭」、「苔庭」、「池庭」、「白砂青松庭」と足を進めるたびに広がる閑雅な風情は、館内の日本画作品とあいまって独自の世界観へエスコート。 特に「白砂青松庭」は横山大観の名作「白沙青松」を日本庭園で細密に表現されており、白砂と松のコントラストがとても印象的です。工夫といえば、床の間の壁をくりぬいて作られた「生の掛軸」も見逃せません。館内から見るこの庭園絵画は、よく見るとあたかも一枚の掛け軸のように見える仕掛けが。こちらも足立美術館の名物の一つとして人気を博しています。(島根県観光情報HPより) 私的満足度「★」:お庭を売り物にこれだけ観光客を呼び込めるのは凄いです。観光バスが何台もやって来ます。手入れはさすがに行き届いています。でもちょっと高いです。 私的満足度「★★」:H29.11.3再訪。前回訪問が冬だったのに対して、今回は庭が美しい季節。評価が上がります。入館料高いですが、安来駅からの送迎バス料金込みと考えれば妥当な価格かなという気がしました。写真差し替え。 |