所在地:鳥取県八頭郡若桜町若桜 アクセス:若桜鉄道若桜駅〜徒歩 応安2年、矢部若狭守の築城と言われている。 築城後、矢部氏16代の居城となっていた。永禄年間に尼子勝久・山中幸盛が攻め落としこの城に拠っていたが、吉川元春によって攻められ落城した。天正6年には、羽柴秀吉による因幡侵攻があり、秀吉はこの城を攻め取ると、この城を拠点に因幡鳥取城攻略戦が行われた。因幡平定後、荒木平大夫(木下重賢)が2万石で城主となった。木下氏と次の山崎氏によって、城は石垣造りの近世城郭へと改修された。慶長5年、関ヶ原で西軍に与した木下重賢は改易となり、替わって摂津三田より、山崎家盛が25,000石で入封する。元和3年、2代家治は備中成羽に移封され、城は廃城となった。山崎氏転封後、若桜領は鳥取池田氏の領国となり、元禄13年には池田光仲の子清定が15,000石で分知され、以後6代続いて明治に至った。 若桜池田氏は、定府大名で鳥取新田藩と呼ばれた。 私的満足度「★」:車で山頂近くまで行けるという情報をもって若桜駅に着いたところなんとタクシーが出払っているではありませんか。とても徒歩で行く気にはならないので町の散策で終わってしまいました。石垣・曲輪跡も良く残っているそうなので要再挑戦の城です。 |