所在地:鳥取県鳥取市鹿野町鹿野 アクセス:JR山陰本線浜村駅〜タクシー 鹿野城の築城年代は定かではないが、志加奴氏の代々の居城であった。戦国時代は、天神山城の山名氏と出雲の尼子氏・次いで毛利氏とのによる争奪戦くり広げられた。天正9年、鳥取城攻めの戦功により、亀井茲矩が13,500石を領して城主となった。 茲矩は、鹿野周辺の河川の改修と鹿野城の大改修を行い、鹿野城を近世城郭へと変身させた。元和3年、亀井政矩は石見津和野へと移封になり、その後寛永17年に元播磨山崎城主池田輝澄が甥の鳥取城主池田光仲に預けられ、鹿野1万石を堪忍料としてこの地に蟄居した。 輝澄没後、嫡子池田政直が嗣いだが、寛文2年に播磨福本に移封となった。貞享2年、池田仲澄が25,000石(後3万石)を分地され、10代続いて明治に至った。 私的満足度「★」:雨が降っていたこともあってタクシーで慌しく駅から往復してしまいましたが、ここは桜も名所ですし、温泉もあるので次回は季節を選んで是非ゆっくり訪ねたいと思います。 |