所在地:海南市藤白468番地・486番地 アクセス:海南駅〜徒歩 文化財:国指定史跡 藤白神社の敷地内には、平安時代に熊野から藤代の地に移り住み、約122代続いたと言われる鈴木氏の屋敷跡があります。ここを拠点に全国3,300あると言われる熊野神社を建立し、熊野信仰を広めました。神武天皇東征の時、鈴木家の祖先が天皇に稲を献じたので「穂積」という姓を頂いたが、この地では稲を積み重ねたものを「すずき」と言ったことから「鈴木」になったと言われています。また、熊野権現の神木ナギ枝に鈴を付けて、神武天皇一行を案内したことに由来するという説も。ちなみに、衣川で源義経と討ち死にした家来の鈴木三郎重家と、亀井六郎重清兄弟も藤白地区の出身。義経がこの地を訪れた時の義経弓立松や曲水泉式庭園も有名です。和歌山の戦国武将であり、鉄砲集団・雑賀衆の頭領である雑賀孫市も本名は鈴木です。境内には家系図や古文書などを披露しています。(藤白神社HPより) 私的満足度「★」:全国の鈴木さんゆかりの地のようです。庭園の手入れが全くされておらず、屋敷も倒壊寸前です。どうやら復元を目指し寄進募集中でした。 |