住所:和歌山県伊都郡高野山町高野山293
アクセス:高野山〜バス
作庭・作者:枯山水庭園、重森三玲
文化財:登録記念物(名勝)
当院の開基は白河天皇第四皇子覚法親王であります。仁平3年(1153)12月6日当院に於いてお亡くなりになりました。院号を養智院と名づけられましたが、その後数代を経て正嘉2年(1258)3月、後嵯峨院が当院をお訪ねになり、庭前の池のほとりの桜を御覧になり、月影に照らされる池水の風景に感動され、下記の歌を詠まれました。
「桜咲く木の間もれくる月影に心も澄める庭の池水」
この美しく咲く桜を詠んだ歌により院号を桜池院と改められました。
御本尊は阿弥陀如来、持仏の毘沙門天は当院の秘仏として、共におまつりしております。又、当院は山内屈指の学侶の寺(仏教を志す僧が学ぶ寺)として栄え、多くの寺宝・古文書が残されております。
桜池院庭園は52年頃に作られ、京都の竜安寺の石庭と同じ15石を使って鶴島、亀島などの石を組み、全体に白砂を敷いた枯れ山水の平庭。(桜池院HPより)
私的満足度「★」:門を入ってすぐのところにありますので誰でも拝観加納です。良い天気だったこともあり、どうしても強い日陰が庭園中央に出来てしまいなかなか良い写真にならなかったことが残念です。
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