所在地:和歌山県海南市船尾370 アクセス:JR海南駅〜バス 形式・作庭:潮入式池泉回遊庭園 文化財: 当園は、明治21年に日本で初めて動力伝動用革ベルトを製作し、その後、世界有数のベルトメーカーとなった新田帯革製造所(現 ニッタ株式会社)の創業者、新田長次郎翁により、この地に大正初期から造園されました。 「温山荘」の名称は“温山”の雅号を持つ翁の求めに応じて、東郷平八郎元帥により命名されました。当初は翁の健康維持のために使用していましたが、在世中に一般人にも解放されるようになりました。翁の没後はその遺志により、「財団法人 琴ノ浦 温山荘園」を設立し、当財団が管理にあたっています。 なお平成10年には当荘園の建造物が、文化庁文化財部より「登録有形文化財」の指定を受けました。庭園内は松林が美しく繁り、時おり魚の跳ねる音が静けさを一層際立たせます。 伝統的な和風建築の主屋、茶室などをゆったりと鑑賞したり、座敷に座って庭の全景を眺めながら心安らぐひと時を過ごすことができます。 作庭は、武者小路千家の家元名代であった木津宗泉の指導で完成し、開園当時は、皇族の方々や官界他著名人が多数来園されました。紀州路随一の大庭園(18,000坪)です。(温山荘HPより) 私的満足度「★★」:たしかに広いお庭です。洞窟を抜けた先にプライベートビーチ(?)もあります。 |