30和歌山県 西室院

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住所;和歌山県伊都郡高野町大字高野山697
アクセス;南海電鉄極楽橋駅〜ケーブルカー〜バス
形式・作庭:池泉庭園
文化財:

西室院(にしむろいん)
弘法大師の開基にして、当時大師御住房の中院を含んで、東室・北室・西室の四室を設けられたその随一で山内寺院の最初とされております。両三度の移転興廃を経てもと金光院跡である現在の地に移ったのは、明治14年、先住観阿師、宣雄前官、現住公昭上綱にわたる専心の興隆は今日見る輪奐の美を整えるに至りました。本尊は伝弘法大師作の児不動明王を祀り秘仏とされております。西室院に合祀されている多聞院本尊毘沙門天像は重要文化財であり、又髄心院本尊薬師如来は弘法大師作と伝えられます。裏山中腹の朱塗りの祠は一心院谷18ヶ院開基の行勝上人の廟であり門前東方の三基の五輪塔は源三代将軍頼朝、頼家、実朝の供養塔で当山にある現存の石塔中最古のものとして著名です。大庭園の蓮華は2千年前の実から発芽した大賀ハスで、昭和37年大賀一郎博士が寄植されたものです。(西室院パンフレットより)

私的満足度「★★」:大庭園拝観可とのネット情報で訪問。背景に金輪塔が見え、石組みもなかなか素敵です。


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