30和歌山県 慈尊院



所在地:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832

アクセス:高野口駅〜徒歩

文化財:平成16年7月世界遺産に登録

平成16年7月世界遺産に登録された慈尊院は、弘仁7年(816年)弘法大師(空海)が、高野山開創に際し、高野山参詣の要所にあたるこの地に表玄関として伽藍を草創し、一の庶務を司る政所、高野山への宿所、冬期の避寒修行の場所とされました。(当時の慈尊院は、今の場所より北側にあり、方6丁の広さがあったと伝えられていますが、天文9年(1540年)紀の川の大洪水にて流失しました。しかし、弥勒堂だけは天文6年(1474年)に今の場所に移してあったので、流失をまぬがれました。

「我が子が開いている山を一目見たい」弘法大師の御母公が香川県の善通寺より訪ねてこられました。しかし、当時の高野山は女人禁制でありましたので、弘法大師の元には行くことができず、この慈尊院で暮らしておられました。

「九度山」の名の由来

弘法大師は月に九度(9回)、高野山からお母様に会いに来られました。そうしたことから、この地は九度山と名付けられたという説があります。

「慈尊院」の名の由来

慈尊院の本尊である弥勒菩薩は、別名「慈尊」といい、そこから慈尊院と呼ばれるようになりました。お母様の命日が2月5日であることから、毎月5日は弥勒縁日となっており、ご近所の方々がお参りになっています。ほかにも多くの仏様が祀られております。(自尊院HPより)

私的満足度「★★」:高野口駅からあるくと30分くらいかかるのでレンタサイクルで訪問です。女高野だけあって、「おっぱい」がいっぱいのお寺でした。





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