住所;和歌山県伊都郡高野町高野山618 アクセス;南海電鉄極楽橋駅〜ケーブルカー〜バス 形式・作庭:重森三玲 文化財: 弘法大師の開創より、高野山は一般の宿泊施設はなく、参詣者が泊まるための宿坊と呼ばれる寺院が整っています。宿坊は全部で53あり、それぞれ古い由緒と個性を今に伝えています。福智院は、5,000坪の敷地に70の部屋をもつ高野山最大の宿坊として、800余年に渡る歴史を積み重ねています。 なかでも庭園家、故 重森三玲氏による3つの庭は世界的に高い評価を受けています。境内の宝物館には、桜田門外の変で有名な井伊大老の遺品をはじめ、徳川家ゆかりの諸大名の遺品、古くは奈良時代の古美術品などが納められています。 @石庭「蓬莱遊仙庭」古代中国の伝説「遥か南海にあって、不老不死の仙人が棲む理想郷、蓬莱島」を十五個の石組みで表現した枯山水蓬莱式の庭園です。 A「愛染庭」:古くから福徳円満所願成就の霊仏として信仰を集める福智院の本尊である愛染明王の名を冠した庭は、質朴な趣にあふれています。 B「登仙庭」:登龍門の故事で名高い龍門瀑(龍門の滝)を模した庭です。背景に見えるなだらかな遠山には、蓬莱連山の石組がなされています。前景の池泉には、鶴島亀島と日本古庭園の伝統的手法をモダンな感覚で表現しています。(福智院HPより) 私的満足度「★」:拝観は出来ませんでしたが、入り口脇にあるのが@の石庭のようです。ここのみ写真撮影。 |