住所;奈良県奈良市柳生町155-1
アクセス;JR奈良駅〜バス
作庭・作者:枯山水庭園、伝 木津宗詮
文化財:
屋敷:徳川幕府の兵法指南役として領地を離れることの多かった柳生藩主に代わって柳生藩南都屋敷を預かり、藩の財政立て直しを行った家老小山田主鈴(おやまだしゅれい)が隠居後に暮らした屋敷(県の指定文化財)。
大きな石を組み上げた豪奢な石垣は、天保12年(1841)に尾張の石工が築いたもので、屋敷は嘉永元年(1848)に建てられた。
昭和39年には作家の山岡荘八氏が買い取り、柳生宗矩を主人公にしたベストセラー小説「春の坂道」の構想を練ったといわれている。山岡氏の没後は奈良市に寄贈され、今は資料館として小山田主鈴や旧柳生藩に関する書物や使用した道具類、山岡氏の遺品などを展示している。(近鉄K‘SPLAZA HPより)
庭園:面積約250u、東面から北面に、矩折に展開している。作庭にあたっては大阪の茶人木津宗詮の指導を受けたと伝え、前庭と合わせて大小24基の灯篭が配置されていたという。手水鉢のあとの石組みのほか、各所に岩の景石が残されている。カエデ・カシ・モチの巨木は樹齢およそ200年を数えるとみられる。修復にあたってはできるだけ原型をとどめるよう意を用いた。(現地案内板より)
私的満足度「★」:結構なお庭です。木津宗詮の指導とありますが真偽の程は判りません。
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