29奈良県 慈光院 庭園

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所在地:奈良県 大和郡山市 小泉町 865番地
アクセス:大和路線(関西線)「大和小泉」駅〜バス
形式・作庭:枯山水、片桐石見守貞昌(石州)
文化財:国指定名勝

寛文3年(1663年)に石州流茶道の祖・片桐石見守貞昌(石州)が父・貞隆の菩提寺として大徳寺185世・玉舟和尚(大徹明應禅師)を開山に迎え建立。慈光院の名は父・貞隆の法名「慈光院殿雪庭宗立居士」から採られた。
庭園は枯山水の書院庭園で,大刈込みの生垣越しに大和東山の諸山が眺められる借景庭園として知られています。
 寛文3(1663)年,慈光院が創建されたときに造作されたもので,大和平野を隔てた遠山の四季の風景が室内から直接眺望できることが特徴となっています。
 書院の扁額には「慈光院八景」が掲げられ,「三笠新月」,「松間双塔」,「葛城白雲」,「大峯春雪」などの風景が望めるとしています。
 つつじ,さつきなどの大刈込が特徴的で,庭園内には約60種の潅木,下草類が検出されています。人工的な植栽と自然と根を下ろした植物の混栽となっており,素朴ななかにも豊かな色彩を展開しています。(大和郡山市HPより)


私的満足度「★★」:當麻寺の中之坊、吉野山の竹林院と合わせて大和三名園に数えられています。定期観光バスのコースに組み込まれていますので楽チンに訪問できます。



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