所在地:兵庫県丹波市春日町黒井 アクセス:JR福知山線豊岡駅〜徒歩 伝承では、15世紀ごろ、九日市に守護所を置く但馬守護山名宗全がこの山に築城、被官垣屋氏に守らせたという。戦国末期、垣屋氏が事実上の但馬実力者となるに及び、この城(当時は城崎城と呼んだ)は但馬支配の中心拠点となった。天正八年(1580)、羽柴勢の但馬占領によって旗下宮部善祥房が入城、木下助兵衛尉、明石与四郎、福原右馬之助と続き慶長二年(1597)杉原長房に至った。承応二年(1653)、杉原家断絶により城は破却されたと見られるが、本丸・萩の丸・笠の丸の他、天守台などの遺構が残された。寛文八年(1668)、京極氏代に入ると、城山は城郭遺構を保持したまま陣屋及び城下町の象徴となった。 豊岡城こそは、豊岡市の中世・近世における歴史的原点である。(現地案内板より) 私的満足度「★」:遺構としてはあまりなかったです。 |