所在地:兵庫県洲本市山手三丁目地内
アクセス:洲本バスターミナル〜徒歩
様式・作庭:池泉回遊式庭園
文化財:国指定名勝
徳島藩の筆頭家老であった、稲田氏によって江戸時代前期につくられた庭園だとされています。稲田氏が下屋敷に別荘(西荘と呼びました)を建てた際に、庭園をつくったのが始まりとされています。その後、稲田氏の学問所が西荘に移ってきました。この学問所を「益習館」と呼びました。益習館では、儒学や漢学のほか、兵学や武術などの文武両道の教育がなされました。
益習館は明治3年(1870)に起こった「庚午事変(稲田騒動)」という事件によって焼失しましたが、庭園はほぼ当時のものがそのまま残っています。平成28年3月には県の名勝にも指定されました。
庭園は「池泉回遊式」でつくられており、高さ約4m、幅約5.8mの日本の庭石では最大級の大きさの巨石が使われるなど、臨場感のある武家の庭園を感じることができます。
(洲本市教育委員会HPより)より)
私的満足度「★★★」:2019年2月26日に国の名勝に指定されたのでずっと訪問したいと思っていた庭園。土日の10時から16時の間のみ見学できます。
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