28兵庫県 般若寺城

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所在地:兵庫県篠山市般若寺
アクセス:JR篠山口駅〜バス
文化財:

現在、正覚寺があるところには、もと波多野氏の祈願所の般若寺があったことは前に述べた。その背後の小山に、天正六年(1578)、明智光秀が八上城を包囲攻撃するため、向城として築いたのが般若寺城である。向城とは、付城ともいい、敵の城を攻めるとき、それと対して築く城のことである。(本城に付属した城を言う場合もある)目の前に八上城があり、監視所として最適の位置にあったわけで、明智治右衛門が城将となり、前方の道路を遮断するなど包囲作戦の拠点となっていた。「篠山領地志」や「丹波志」などによると、山頂に350平方メートル位の主郭(本丸)が東西に長い平坦地をなし、他に東に二つ、西に一つ、南に二つの曲輪の平坦地があったようである。また、本丸の90メートルほど下に、約97平方メートルの屋敷があったということから、般若寺の建物を館にしていたと考えられる。なお、山中には、日輪山西方寺跡や正保三年(1646)に出土した如意輪観音像を祭る観音堂があった。(「丹波篠山五十三次ガイド」より)

私的満足度「★★」:正覚寺というか正覚寺幼稚園の裏から登城する感じです。あまり高い山でもなかったので時間さえあれば本丸まで登れそうな感じでした。



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