住所;大阪市天王寺区四天王寺1丁目11番18号 アクセス;地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ケ丘駅下車〜徒歩 形式・作庭:池泉廻遊式庭園、座視式庭園 文化財: 四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。 今から1400年以上も前のことです。 『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫り 「もし、この戦いに勝たせていただけるなら、四天王を安置する寺院を建立しましょう」 と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。 自然のわき水を利用した2つの小川「水の河」と「火の河」および2つの池「瑠璃光の池」と「極楽の池」を配し白砂の廻遊路を「白道」という広さ1万m2の池泉廻遊式庭園である「極楽浄土の庭」(写真上)と、幾度の戦災を免れて現在に至る。湯屋方丈、その前庭である座視式庭園「補陀落の庭」(写真下)からなる。 庭園内には、「和松庵(わしょうあん)」「払塵亭(ふつじんてい)」「臨池亭(りんちてい)」「青竜亭(三角亭)」の各茶室、明治36年に行われた内国勧業博覧会のときに建てられたものを、 譲り受けて移築した洋風の「八角亭」などの建物があります。(四天王寺HPより) 私的満足度「★★」:四天王寺は五重塔もある大きなお寺です。大阪のど真ん中にこうした庭があることを知りませんでした。有料拝観だけあってなかなかのものです。 |