26京都府 (宇治)平等院 庭園

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所在地:宇治市宇治蓮華116
アクセス:JR奈良線宇治駅〜徒歩
形式・作庭:浄土庭園
文化財:国指定名勝、世界遺産

平等院は十一世紀の中頃(西暦1052)平安時代後期、藤原氏の全盛期に宇治関白頼通公が、父道長公の別荘を改めて寺院にしたものです。鳳凰堂は天喜元年(1053)建立された阿弥陀堂で、平等院創建当時の唯一の建物です。軽快で優美な姿は平安貴族たちが夢にまで見たあこがれの極楽浄土の宮殿なのです。当時は、阿弥陀堂の他に金堂、講堂、法華堂、不動堂、経蔵、宝蔵など堂塔が建ち並びその境内は旧宇治町の大半にわたり実に広大なものでした。しかし建武三年正月(1336)楠・足利の戦に建物の大半が焼失して、現在は鳳風堂と呼ばれる阿弥陀堂と鎌倉時代再建の観音堂(釣殿)と鐘楼が残っています。庭園は史跡名勝庭園に指定されている平安時代庭園の遺構で、御堂と阿字池を中心に宇治川の清流、前の山々を取入れた雄大な貴族好みの借景庭園です。(平等院パンフレットより)

私的満足度「★★」:藤の名所でもありますが、5月3日でもあまり咲いていませんでした。



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