26京都府 承天美術館 庭園

フレーム

所在地:上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」〜徒歩
様式・作庭:枯山水
文化財:

相国寺(正式名称・萬年山相国承天禅寺)は、明徳3年(1392)に夢窓疎石を開山とし、室町幕府第三代将軍足利義満によって創建された臨済宗相国寺派の大本山です。京都五山の第二位に列せられ、絶海中津や横川景三といった五山文学を代表する禅僧や、如拙・周文・雪舟らの日本水墨画の規範を築いた画僧を多く輩出し、地理的にも、文化的にも京都の中心に在り続けてきました。このような600年余の歴史により、中近世の墨蹟・絵画・茶道具を中心に多数の文化財が伝来しています。
 去る昭和59年4月、相国寺創建600年記念事業の一環として本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)・他塔頭寺院に伝わる美術品を受託し、保存及び展示公開、修理、研究調査、禅文化の普及を目的として当館は建設されました。現在では、国宝5点、重要文化財143点を含む多くの優れた文化財が収蔵されており、様々な展観を行っています。
 第一展示室には、鹿苑寺境内に建つ金森宗和造と伝えられる「夕佳亭(せっかてい)」を復元、第二展示室には近世京都画壇の奇才、伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設しており、古刹の境内の静謐な空間で、間近に作品をご鑑賞いただけます。皆様のご清覧をお待ちしております。(相国寺HPより)

十牛の庭(上)、普陀楽山の庭(左下)、中庭(右下)

私的満足度「★★★」:普陀楽山の庭(入口左手)、十牛の庭(第二展示場廊下に幅広にあって一枚に収まりません)、中庭と3つ確認できました。地下鉄駅から近く新幹線の時間調整に使えます。入場料1000円は妥当なところ。



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