26京都府 渉成園 枳殻邸庭園

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住所;京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
アクセス;JR京都駅〜徒歩
形式。 作庭;池泉回遊式庭園、石川丈山
文化財;国指定名勝

渉成園は、真宗大谷派の本山(真宗本廟)の飛地境内地で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)ともよばれています。
 この地は、もともと平安時代初期(9世紀末)嵯峨天皇の皇子左大臣源融(みなもとのとおる)が、奥州塩釜の景を移して難波から海水を運ばせた六条河原院苑池(ろくじょうかわらのいんえんち)の遺蹟と伝えられています。その後、1641(寛永18)年、徳川家光によってその遺蹟の一部を含む現在の地が寄進され、さらに、1653(承応2)年、第13代・宣如上人の願いによって石川丈山が作庭したのが渉成園のはじまりです。1858(安政5)年と1864(元治元)年の二度の火災によって諸殿は全て類焼しましたが、1865(慶応元)年から明治初期にかけてほぼ復興され、池水・石組は創始のころとほとんどかわることなく今日にいたっています。 なお、1936(昭和11)年12月には、国の名勝に指定されています。渉成園は、印月池から侵雪橋、縮遠亭を望む景観をはじめ、広い庭園内に咲く桜、楓、藤などが四季折々の景趣を富ませています。(東本願寺HPより)

私的満足度「★★」:ここも駅に近いので何時でも来れると思いなかなか行かなかったお庭の一つです。土砂降りの中での拝観でしたが、しっとりとした良いお庭です。

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