26京都府 相国寺 瑞春院 庭園 

フレーム

住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」〜徒歩
作庭・作者:池泉観賞式庭園、枯山水
文化財:

京都御所の北側に位置する相国寺山内の塔頭瑞春院は、足利義満公が雪村友梅禅師の法嗣太清宗渭(タイセイソウイ)〔相国寺第四世住持〕を相国寺に迎請するため、その禅室として雲頂院を創設。その後雲頂院は兵火で罹災し瑞春軒と併合。瑞春軒は蔭涼軒日録を編集した僧録司の権威、亀泉集證(キセンシュウショウ)が文明年間(1484年)に創設するも、三百余年後の天明年間に寺宇は焼失。弘化から嘉永まで(1845年〜1849年)の間に再建され、その後客殿を棄却したが、明治31年(1898年)6月再興完成し、今日の瑞春院にいたる。因みに瑞春院は、亀泉集證、鈴木松年、水上 勉氏など文人墨客ゆかりの禅院でもある。

・南 庭(雲頂庭)室町期の禅院風の枯山水が、枯淡な趣と公案的な作意で、禅的世界感を象徴している。(写真右下)
・北 庭(雲泉庭)村岡正先生(文化功労授賞の庭園研究の権威、文化庁文化保護専門審査員)が相国寺開山、夢窓国師の作風をとりいれ作庭した池泉観賞式庭園。(写真上)(相国寺HPより)


私的満足度「★★」:夏の特別拝観でやっと拝見できたお庭。お花も綺麗に咲いています。



目次へもどる

直線上に配置