住所:京都市西京区大原野南春日町1102 アクセス:阪急東向日駅〜バス 様式・作庭:枯山水 文化財: 当寺は、京都市西京区大原野にある真言宗 東寺派の寺で、 法寿山と号します。 奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりで、天平勝宝年間 の創建です。後に弘仁年間の時、弘法大師巡錫され四十二歳の厄除けのため、 聖観音を彫刻されました。長岡京の氏神「大原野神社」の向いに当寺 はあり、応仁の戦火て焼失しましたが、 元和元年(大阪城落城の年)、恵雲・微円の 両律師により再興され、西山のお大師さまとして古くから親しまれてきました。近年の開発と都市化、そして、合理化至上の 世相にあって豊かな自然と静ひつさのなかにある当寺は遠く平安朝期の面影を今に残す古刹として人々の心のやすらきの場と なっています。 通称を「石の寺」というのは、境内全体で200トンに及ぶ巨岩が全国各地から集められていることに由来します。幾つも有る庭園のうちで著名なのは「宝生苑」で、彼方に東山連峰を望む借景式山水庭園ですが、お堂の畳に座って眺めると、庭石の形が何となく鳥やペンギン、兎など、15種類もの動物の形に似ているため、「鳥獣の石庭」と呼ばれています。(正法寺HPより) 写真左下:桜と紅葉が同時に見れるようシベリアザクラを隣りに植えてある。 私的満足度「★★」:真新しいので有り難味が少ないのですが、お寺にあったらいいなと思わせる物は全てそろっており、すごく企業努力のようなものが感じられ、よくやってるなという好印象のあるお寺です。 |