26京都府 瑠璃光院 庭園

フレーム

住所:京都府京都市左京区上高野東山55番地
アクセス:叡山電鉄 「八瀬比叡山口駅」〜徒歩
様式・作庭:池泉庭園、佐野藤右衛門
文化財:

ここ「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒されてより、平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきました。
本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと記録に著され、明治の元勲三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名付けて直筆の命名額を下されています。(瑠璃光院に現存)その後、大正末から昭和の初めにかけて、一万二千坪の敷地に延二四〇坪に及ぶ数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は、佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。その後現在まで、日本情緒あふれる名建築・名庭として多くの人々に親しまれ、囲碁本因坊位の対戦場となったことなどが知られております。
瑠璃(るり)の庭:瑠璃色に輝く浄土の世界を表わした当寺の主庭。数十種の苔のじゅうたんをぬって一条のせせらぎが清らかに流れます。
臥龍(がりょう)の庭:天にかけのぼる龍を水と石で表した池泉庭園。眺める人の心を解放し、昇運の兆しをもたらすといいます。(瑠璃光院HPより)

私的満足度「★★★」:いやお見事で感動してしまいました。2つのお庭ともうっとりと見入ってしまいました。

もう少し瑠璃光院庭園

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