住所:京都市西京区大原野南春日町1152 アクセス:阪急東向日駅〜バス 様式・作庭: 文化財: 大原野神社の鎮座する南春日町付近は、山城地方でも最も古くから開けた所で、一万年以前の有柄尖頭器などが神社の山の手の方から発見されている。人皇五十代桓武天皇が、延暦三年(784)都を大和の奈良から、京都向日市を中止とした長岡京(784〜794)に遷された時、鷹狩を愛した天皇は、しばしば大原野の地に足を運んで、鷹を放たれた。 万葉集の編者大伴家持が、 大原やせがいの水を手にむすび 鳥は鳴くとも遊びてゆかん と詠じたのも、このような催しに従った折のことである。その節には藤原氏の人々も多く参加していたが、それらの人々はこの地の風景の美しいのを誉でて、氏神である奈良春日大社の分霊をうつし祀ることにした。これが当社の起りである。その後約60年を経た嘉祥三年(850)に左大臣藤原冬嗣のむすめ順子を母とした文徳天皇は、祖父、冬嗣の願望を想いだしてこの地に壮麗な社殿を造営された。明治四年(1871)官幣中社に列せられ現在に至っている。(大原野神社HPより) 私的満足度「★」:勝持寺から正法寺を経由してバス停に戻る途中にあります。ここも紅葉が素敵でした。 |