所在地:京都府京都市右京区御室大内33 アクセス:JR京都駅〜バス 形式・作庭:池泉鑑賞式庭園 文化財:名勝 御室桜で知られる仁和寺は、仁和2年(886)に光孝天皇の勅願により創建され、その2年後、宇多天皇によって完成された真言宗御室派の総本山。宇多天皇は退位後、この寺で出家し、住居である御室を造られたので、別名御室御所とも呼ばれた。その後、代々皇族の子弟が住持する門跡寺院となり、高い格式を誇る。二王門を入ると、大内山を背に中門、五重塔、金堂が見える。五重塔は江戸時代の優美な建物。国宝の金堂は京都御所の紫宸殿を移築したもの。御殿は貴族好みのしつらえの建築で、端正な庭園があり、遼廓亭と飛濤亭という名の茶室がひなびた風情をたたえている。世界遺産にも登録されており、境内の御室桜はつとに有名です。 御殿の北庭は、前面に白砂を置いて、屈曲した池とその向こうに築山を配した、江戸時代の池泉廻遊式庭園です。南庭は、白砂と杉松の淡彩ですが、左近の桜、右近の橘も植えられています。(仁和寺HPより) 私的満足度「★★」:五重塔を借景にし、築山に茶席(飛濤亭)を配した北庭はうっとりと見入ってしまいます。(20.10.5記) 御室桜の季節に訪問。少し遅かったですが、まだ咲いてました。(22.4.25記) 令和3年3月に御所庭園が国指定名勝指定を受けました。令和4年3月再訪.。 |
仁和寺庭園再訪 |