住所:京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388
アクセス:JR京都駅〜バス
作庭・作者:池泉鑑賞庭園
文化財:市指定名勝
明治27年に建てられたこの建物は、表屋・主屋・旧工房・旧窯場が国登録有形文化財に指定されており、外観は大規模な表屋造で京都の伝統的な商家の構えをしている。海外から客人を迎え入れた応接間は当時のままで、この部屋の鴨居の高さが少し高いのは、外国からのお客様への配慮の証。ここから世界各国に並河の七宝が旅立っていった。町家の特徴のひとつである通り庭(ダイドコ)も展示期間中は見学出来る。
隣同士で親しかった「植治」こと七代目・小川治兵衛が、明治の大事業「琵琶湖疏水」を利用した「水の庭」。初めて個人邸に水を引いて造った庭は、大部分をしめる池から急激に浅瀬へ向かい、棗形の手水鉢で二手に分かれる流水は、躍動感に富む斬新な構成。景石や燈籠など、石へのこだわりも見どころのひとつである。また、この庭は京都市指定名勝にも指定されている。(並河靖之七宝記念館HPより)
私的満足度「★★」:七宝が展示されています。庭は市の名勝だけあってなかなかのものです。
|