住所;京都府京都市右京区花園妙心寺町47番地
アクセス;JR京都駅〜バス
作庭・作者: 枯山水
文化財:
隣華院は妙心寺塔頭の一寺で臨済宗妙心寺派に属している。開山は南化玄興、開基は脇坂 安治(わきざかやすはる)、慶長4年(1599)の創建である。 南化玄興(1538-1604)は、「心頭を滅却すれば火も自ら涼し」と、火炎の中に身を投じた快川紹喜の弟子として知られ、元亀元年(1570)33歳の若さで妙心寺58世になった。以来住持たること四度におよんでいる。天龍寺の策彦周良のすすめで「安土山記」を草して信長を大いに喜ばせたり、美濃の瑞龍寺に新たな丈室を営んだり、あるいは妙心寺山内に大通院を開創、また、尾張妙興寺の復興に尽力、さらには後陽成天皇や豊臣秀吉、上杉景勝、直江兼続らに帰依された桃山期における傑僧である。(隣華院HPより)
私的満足度「★★」:脇坂安治は、豊臣秀吉に仕え、賤ケ岳の七本槍のひとりとして活躍した武将だそうです。ここは文化文政年中(1804〜30)、脇坂安董・安宅父子が再建し、以降、脇坂家の菩提寺となっています。
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