所在地:京都市右京区花園大藪町20
アクセス:JR京都駅~バス
様式・作庭:露地庭園
文化財:
大法院の見所は客殿を囲むようにして作られた露地庭園です。露地とは茶室に付随する庭の意で、仏教では「清浄世界」を表し、幽玄を醸しだすと言われているそうです。庭の随所に心配りがあり、限られた庭園がまるで自然界の中にいるようにゆったりと広々と感じます。庭好きの方には堪らない場所でしょう。客殿の障壁画も大変保存状態がよく、の障壁画の中の鳥が賑やかに囀る声が聞こえてきそうでした。大法院の院号は真田信之の法名に因み、江戸時代松代藩から毎年50石が施入され、藩寺として護られた塔頭でした。長姫は妙心寺東海派玉浦下の絶江紹堤に参禅して、その法継・淡道宗簾を開祖としました。大法院は非公開寺院ですが、春秋特別公開をされるそうです。又、ここには攘夷派の佐久間象山の墓所もあります。「信濃の国」の歌にも出てくる佐久間象山は信州では誰もが知る人です。(京都の社寺HPより)
私的満足度「★★★」:こんなに美しい露地庭園 を見たのは初めてです。お抹茶も出て良心的なお値段でした。朝一番の訪問が最高です。
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