所在地:京都府京都市伏見区桃山御陵 アクセス:近鉄京都線桃山御陵前駅〜バス 文禄元年、豊臣秀吉は伏見に築城を命じ、文禄3年には伏見城に移っている。しかし、文禄4年に発生した伏見大地震のため城は倒壊してしまう。 秀吉は、すぐさま再普請を行い慶長2年に完成した。翌年8月、秀吉はこの城で没した。在城わずか4年であった。慶長5年、関ヶ原の前哨戦として西軍により、徳川家康の留守を預かる鳥居元忠が籠もる伏見城は、炎上し落城した。慶長7年から家康による復旧工事が開始され、慶長10年には完成をみる。伏見城は、徳川幕府の城として蘇った。 しかし、元和9年、幕府は伏見城の廃城を決め、2年後の寛永2年までに城は完全に取り壊された。この時、建物は京都の社寺や大名に下付された。福山城伏見櫓(現存)、大坂城伏見櫓(戦災焼失)が有名。 写真左下:御香宮神社に移築された伏見城城門(H21.11.27撮影し追加掲載) 写真右下:キャッスルランドの門 私的満足度「★★」:何の予備知識無くこの風景写真を見て訪問した訳ですが、訪問後に伏見キャッスルランドのことを知り、「なんともなあ」との思いを強めました。作り物としては傑作です。 |