所在地:宇治市菟道滋賀谷21 アクセス:京阪電鉄『三室戸駅』〜徒歩 形式・作庭:池泉回遊式 文化財: 御詠歌:夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波 西国三十三所巡礼の第十番札所として知られる三室戸寺は、八世紀半ばの創建と伝えるが、平安時代中期に三井寺の僧隆明が中興し、その後天台宗寺門派に属した。現在は山号を明星山と呼ぶ修験宗の寺となっている。三室の語源には諸説があるが、神在ますところを表わす三諸山に始まったものという。 その聖なる山に観世音菩薩がまつられたのが、この寺の始まりであり、観音巡拝信仰が広まって一躍盛大な信仰を集めるようになった。 現在の本堂、三重塔などは江戸時代の建築であるが、平安時代の阿弥陀三尊(重要文化財)をはじめ多くの文化財があり、夏はアジサイ、サツキ、ハス、秋はモミジなど境内は四季それぞれに美しい景観を見せる。 私的満足度「★」:季節のお花が見事だそうです。私は定期観光バスにて訪問です。(H19.1.8記) 一度季節の良い時期に訪問せねばと思っていたところ、5月のGW中に訪問できました。サツキが見事です。写真差し替え。(H24.5.3記) |