住所;京都府京都市中京区坊城通仏光寺上ル
アクセス;京都駅〜バス
作庭・作者:
文化財:京都市指定名勝
壬生寺は正暦2年(991)、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建され、古い名を地蔵院、宝幢三昧寺、などと号した。宗派は、南都六宗の一つである律宗に属している。
昭和37年(1962)、本堂を全焼し本尊地蔵菩薩像を含む多数の寺宝を失った。しかし新しい本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)が、律宗 総本山唐招提寺から移されて、昭和45年(1970)に本堂の落慶法要が行われた。五仏錫杖頭(重要文化財)や列仙図屏風(長谷川等伯筆・重要文化財)、室町時代の作を含む190点の狂言の仮面などの寺宝を今に伝え、年間法要や700年の伝統を持つ壬生狂言(重要無形民俗文化財)は絶えることなく行われている。新選組ゆかりの寺でもあり、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔がまつられている。
また、境内地を活用して、保育園「壬生寺保育園」や特別養護老人ホーム「壬生老人ホーム」、有料老人ホーム「ウエルエイジみぶ」が開設され、社会福祉事業が進められている。壬生寺は、律宗の寺院で、地蔵院や宝幢三昧寺などとも呼ばれていました。正暦2年(991)に園城寺の快賢が創建しました。
壬生寺では、例年4月21日より29日まで大念仏狂言(壬生狂言)が行われることで著名です。壬生狂言は現在、国の重要無形民俗文化財に指定されています。これは、壬生寺を大いに復興された円覚上人が始めた、正安2年(1300)に悪疫駆除のために行われた融通大念仏会が起源であると伝えられています。
また、2月の節分会や10月連休の時にも演じられます。(京都市文化観光資源保護財団HPより)
私的満足度「★★」:普段は非公開のようですが、京都冬の旅特別拝観で拝見しました。新撰組ゆかりのお寺だけあって、若い人がたくさん来ているのが印象的でした。
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