住所:京都府京都市上京区京都御苑
アクセス:地下鉄「丸太町」〜徒歩
作庭・作者:
文化財:
九條池と拾翠亭は、五摂家の一つであった九條家の屋敷内に設けられた庭園の遺構です。このうち、拾翠亭は今から200年ほど前の江戸時代後期に茶室として建てられたもので、貴族の茶室らしく、遊び心にあふれた建築と言われています。
今でもお茶会等に利用されている他、春から秋にかけての毎週金曜日と土曜日に一般公開されています。拾翠亭の前面に広がる池は九條池と呼ばれており、安永7年(1778年)頃、東山を借景とし、拾翠亭からの眺めを第一につくられたといわれています。
今は、木々が伸びるなど、当時の景色とは様子が違っていますが、京都の中心部とは思えないようなゆったりとした雰囲気を楽しむことができます。(京都御苑HP「九条池と拾翠亭」より)
私的満足度「★★」:京都御苑の南西角にほど近いところ、丸太町通りに隣接した九条池に面して、九条家の遺構”拾翠亭”がたたずんでいます。拾翠亭は五摂家(摂政、関白に任ぜられるべき家柄、近衛、九条、二条、一条、鷹司の総称)の一つであった九条家の茶室別邸で、主として茶会や歌会の社交の場として使用されていました。
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