住所;京都市上京区小川寺之内通上ル アクセス;JR京都駅〜バス 様式・作庭:露地 文化財:国指定名勝 茶道文化の数多い歴史的遺産のなかで、その秀逸なものが、裏千家今日庵に残されている茶室遺構です。 兜門からはじまって無色軒から今日庵、対流軒にいたるまでの裏千家の歴史的な茶室遺構のすべてが、昭和51年3月、その歴史的な由緒の正しさと建築学的な貴重性のゆえに重要文化財の指定を受けています。 今日庵:宗旦が不審菴を江岑宗左に譲り隠居所として建てた茶室です。席開きの当日、時刻に遅れた清巌和尚が、茶室の腰張りに書きつけて帰った「懈怠比丘不期明日」(懈怠の比丘明日を期せず)の意に感じて、 宗旦が今日庵と命名したという逸話で知られており、裏千家の呼び名でもあります。一畳台目という最も狭い草庵の茶室で床も壁面を代用してあります。茶室の構成を極限まで 切り詰めたところに、侘び茶人宗旦の面目躍如たるものが感じられます。(裏千家HPより) 私的満足度「−」:不審庵と並んであります。固く門を閉ざしております。 |