26京都府 金地院東照宮



所在地:京都府京都市左京区南禅寺福地町86-12 

アクセス:JR京都駅〜バス

文化財:重要文化財

 重要文化財。小堀遠州の作。徳川家康の遺言で建てられ家康の遺髪と念持仏を祀っている。幕府の公式記録である『徳川実紀』によれば、家康は元和2年(1616年)4月2日、側近の以心崇伝、南光坊天海、本多正純を召し、「(遺体は)久能山に納め奉り、御法会は江戸増上寺にて行はれ、霊牌は三州大樹寺に置れ、御周忌終て後下野の国日光山へ小堂を営造して祭奠すべし。京都には南禅寺中金地院へ小堂をいとなみ、所司代はじめ武家の輩進拝せしむべし」と遺言したという。江戸期には京都所司代の番所が置かれ、創建当初は日光東照宮と比されていた。

社殿は寛永5年(1628年)に造営され、拝殿は総漆塗り、相の間・本殿は軸部(柱や梁)を丹で、壁や扉は白・黄・緑といった極彩色で彩られている。また拝殿の天井には狩野探幽の筆による「鳴龍」が描かれており、さらにその欄間には土佐光起画・青蓮院宮尊純法親王の書になる「三十六歌仙」額が掲げられている。

元禄6年(1693年)、幕府により1千両をかけて社殿回りの修復と御門廊下の新設が行われ、正徳4年(1714年)、同じく幕府により社殿回り、門柵の修理が行われた。『京都御役所向大概覚書』には修理を終えた社殿の規模について「東照宮御宮、御幣殿、御拝殿、御廊下、御門、御供所、南指出、表御門、御唐門、御成御門」とある。(ウィッキペディアHPより)

私的満足度「★★」:さすがは金地院です。どこもかしこも美しいです。




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