26京都府 上賀茂神社 渉渓園

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住所;京都市北区上賀茂本山339
アクセス;JR京都駅〜バス
様式・作庭:
文化財:

曲水宴はその起源を遠く支那(中国)の周の時代に発し、元々3月上巳日に水辺に出て禊祓を行う行事でもあったが、我が国では顕宗天皇元年(485)に始めて所謂宴会と作詞とに重点を置いて行われ、上賀茂神社では寿永元年(1182)3月3日に神主重保が催したのが最初で、後に大永6年(1526)に細川高国が境内姥ヶ懐で催すなどしている。
 その御曲水宴は、昭和35年皇太子殿下御生誕を奉祝して庭園渉渓園を作庭し、鈴木虎雄・吉井勇・堂本印象・鈴鹿野風呂等により再興されたが、2年余りで中止の止むなきに至り、園も荒廃するにまかせた。然るところ京都紫野ロータリークラブが平成5年度社会奉仕事業の一環として、園の整備とその保存会結成に努められ、平成6年3月27日皇太子殿下御成婚・平安建都1200年・上賀茂神社第41回式年遷宮の奉祝記念事業に「賀茂曲水宴」として復活され本年第8回を迎える。庭園・渉渓園は、上賀茂神社境内奈良の小川東岸又摂社賀茂山口神社前庭に位 置する約500坪の地で、古くは神宮寺の小池が存した所と伝える。この庭園にて展開される賀茂曲水宴は平安の雅びを今に伝えるもので洵に一幅の活画であるといえよう。(上賀茂神社HPより)

私的満足度「★」:上賀茂神社にこうしたお庭があることを知りませんでした。西村家のお庭をみた帰りに発見。曲水宴は一度実況を見てみたいものです。


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