26京都府 慈受院 庭園

フレーム

所在地:京都市上京区小川通寺之内上る本法寺前町617
アクセス:JR京都駅〜バス
形式・作庭:枯山水
文化財:

 正長元年(1428)、慈受院浄賢竹庭(日野栄子)が亡夫足利義持を弔うために創建したと伝えられ、室町時代は御所(将軍足利家やその血族・姻族近衛家の息女)や宮(王女・皇女)から入寺し、住寺するのを例とした。
 応仁の乱や宝永5年の大火に遭って移転を重ねたが、その間も天正11年(1751)の伏見宮息女入寺をはじめ、近衛・花山両家より交互に入寺した臨済宗単位の門跡尼院であり、皇室ゆかりと伝えられる品々が今も残る。
 大正8年(1919)に同じく比丘尼御所の一つであった総持院を併合して、この地に再興した。浄賢竹庭尼(日野栄子)にちなみ「竹」を主題に、佛教伝来の祖地あすかの遺石を配した庭園がある。(広徳山慈受院門跡(薄雲御所)の駒札より)

私的満足度「★」:偶然見つけて撮影後調べたものです。すごく狭いところでしたが、こうしたところに京都らしさを感じてしまいます。(H21.1.21記)
2009年秋の特別拝観で訪問しました。お花の多い美しいお寺です。(H21.11.8記)


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