住所:京都市左京区大原草生町676 アクセス:JR京都駅〜バス 様式・作庭:池泉鑑賞式庭園 文化財: 寂光院は天台宗の尼寺で、正しくは清香山玉泉寺と言います。推古2年(594)に聖徳太子が父である用明天皇の菩提を弔うために建立されました。ご本尊は聖徳太子が造られた地蔵菩薩で初代住職は聖徳太子の御乳人の玉照姫です。本堂やご本尊は、平成12年に不慮の火災で焼失しましたが、平成17年に再建されました。 寂光院は初代住職の玉照姫以降、貴族の娘が引き継いでいきますが、その中で有名なのが、平安時代末期になられた建礼門院です。建礼門院は平清盛公のご息女で、高倉天皇の皇后、安徳天皇の生母にあたるかたです。源平の戦いに敗れ、壇ノ浦で平家一族の菩提を弔いつつ、終生を過ごされたと言われています。 普通では珍しい秋海棠(しゅうかいどう)の花が咲きほこる本堂脇の庭園は「汀(みぎわ)の池」と呼ばれており、平家物語の歌にちなんで名づけられました。(京都名所探訪HPより) 私的満足度「★★」:三千院から反対方向に歩いていくとあります。紅葉も見事でした。ここは修学旅行で訪問して以来35年ぶりに訪問です。 |