26京都府 宝泉院 庭園

フレーム

所在地:京都市左京区大原勝林院町187番地
アクセス:JR京都駅〜バス
形式・作庭: 池泉鑑賞式。回遊式庭園
文化財:

庭園には樹齢500年を越えている近江富士をかたどった天然記念物の五葉松があり、蓬莱山とみた鶴亀庭園と客殿の西方を柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する盤桓園がある。(JR東海HPより)
玄関の門を入るとまず圧倒される五葉松。近江富士を模ったその大木は、樹齢なんと700年にも及びます。玄関のほうから見ると家屋が隠れてしまう程の大きさです。ここ宝泉院は古来より勝林院の住職の坊としての建物。従って、座敷も非常につましく、華美な調度品もありません。が、この世に存在する何よりも豪華なのでは…と思われるのがその庭園の自然美。玄関側から見た五葉松も、座敷から見る姿はまた別の表情。迫力ある幹の節くれだった曲がり方に、なんとも言えないわびの美を感じさせます。その松と、京都で1.2の美しさを争う竹林、そして梅。 松竹梅の景観は、座敷の上下鴨居と柱に囲まれて、まるで額縁の中の日本画を愛でるようです。サービスされるお抹茶と和菓子を頂きながら、庭を眺めていると時の経つのも忘れるほど。空気の流れを計算し尽くした書院の造りは、どんなに蒸し暑い夏の日も、座っているだけで不思議と汗の引いていく爽やかさ。(大原観光マップHPより)

私的満足度「★★★」:「額縁庭園」素敵です。冬でこの美しさですから、もっと良い季節のときにまた来ようと思います。(H21.1.19記)
紅葉時期に再度訪問しました。ここはやはり真冬の誰もいないときのほうが良いですね。50人くらいがお茶を啜っていて風情がありませんでした。(H21.11.25記)

宝泉院の再訪(H21.11.25)

もっと宝泉院

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