住所:京都府京都市上京区烏丸通上長者町上ル
アクセス:地下鉄「丸太町」〜徒歩
作庭・作者:池泉回遊庭園
文化財:
敷地の変遷
平安時代:天皇の台所を預かる内善司に勤務する役人の宿舎である内善町が置かれる。
安土桃山時代:糸商人松屋三郎右衛門が居住。
江戸時代:公家屋敷が置かれる。【宝永二年(1705年)京町絵図によると「九条大納言御連中」とある。―御連中とは御婦人の意。】【慶長四年(1868年)京町絵図によると「醍醐殿」とあり、
醍醐家は精華家(摂政・関白にもなれる家柄の総称)の家柄であり、公家の中では上の下に位置する。】
明治時代:日の出新聞(戦後京都日々新聞と合併し、今日の京都新聞となる)社長所有、長瀬産業社長所有、その後現在に至る。
庭園:公家屋敷の庭園として江戸時代に造られた池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の代表的な名園です。日本庭園の作庭で名高い小川治兵衛氏の手により改造されました。
庭園の中央の池には石橋が架かり、滝が流れ落ちまた築山をもうけ、四阿(あずまや)を配し、周辺との見事な調和を保っております。 また京都名産の鞍馬石や加茂川石、白川石などが要所に使われ、これらがひとつになって素晴らしい景観を呈しています。
ホテルのロビーからは、四季折々の風情ある庭が一望できますので、ごゆっくりお寛ぎいただけます。(平安会館HPより)
私的満足度「★★」:ぐるっとお散歩できるホテル内の庭園です。
|