26京都府 表千家不審庵

フレーム

住所;京都市上京区寺之内通堀川東入
アクセス;JR京都駅〜バス
様式・作庭:露地
文化財:国指定名勝

梅見門の両脇の疎(まば)らな垣は随流垣と呼ばれます。門を潜ると不審菴の内露地です。広くはありませんが深山(みやま)の静けさを感じる一境です。右に内腰掛、その傍らに砂雪隠があります。小さい飛石が、蹲踞へ、そして躙口へと導きます。水鉢は礎石を利用したもので少庵の時代から使われてきたものです。
不審菴の外観は、山間の民家を想わせる軽やかで鄙(ひな)びた味わいがあります。柿葺の小さい切妻屋根の前と左の側面に庇を付けおろして、全体が低くなるよう工夫をこらしています。内部は客座三畳敷に、台目構えの点前座がついています。躙口の正面に床を設け、壁を塗廻した火灯口(給仕口)をあけています。客座の上は奥の半分だけ蒲天井をはり、残りは化粧屋根裏のままです。壁面に連子窓や下地窓をあけて明りをととのえています。屋根裏には突上窓を切って、茶会の演出効果を高めています。
炉は台目切とし、炉のかどに中柱を立て、袖壁をつけて、二重の棚を吊っています。こうした構えを台目構えと呼びます。袖壁の下から道具の配置が見えるように、竹の止まりを入れています。まっすぐに立ちのぼる赤松皮付の中柱は、細くても力強い大黒柱のような働きをしています。中柱のまわりには、民家のいろり端のような懐かしい団欒(だんらん)の雰囲気が漂っています。
茶道口が点前座の風炉先の方にあいているのは、不審菴の特色で、点前座の脇に板を入れているのも、出入りの便をはかった工夫です。(表千家HPより)

私的満足度「−」:今日庵と並んであります。固く門を閉ざして人を寄せ付けません。


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