所在地:京都市北区紫野大徳寺町 アクセス:JR京都駅〜バス 形式・作庭:枯山水、他 文化財: 高桐院は慶長6年(1601)に、「利休七哲」の一人とうたわれた細川忠興(三斎)が、父の藤考(幽斎)の菩提所として建立したものです。客殿北には庭を挟んで、千利休の屋敷の広間を移築したと伝えられる書院の「意北軒」があります。この書院に続いて、寛永5年(1628)に細川三斎が建てた利休風の茶室「松向軒」があります。この茶室、2畳台目の小さなもので、北野大茶会に用いたものを移したといわれ、名茶室として名高いものです。 客殿の西にある庭は細川家代々の墓所となっており、そこに建っている石灯篭が、三斎とガラシャ夫人(明智光秀の娘)の墓塔となっています。これはもともと利休秘蔵の灯篭でしたが、豊臣秀吉と三斎公のふたりから請われて、利休はわざと裏面三分の一を欠いて疵物と称して秀吉の請を退けました。のちに利休割腹の際、あらためて三斎公に遺贈されたもので、墓塔銘を「無双」といい別名「欠灯篭」というそうです。更に蕨手・灯口・横が欠けているのは、後日完全を忌む公自身が欠いた、という記録が残っているそうです。 紅葉の名所としても知られています。(ウェブタウン京都HPより) 私的満足度「★★★」:この日の大徳寺庭園巡りの最後がここでしたが、良い意味期待を裏切られました。写真上の光景をみて鳥肌がたったのを今でも覚えています。すごく感銘を受けた映画を観たときのようです。(H20.10.5記) 紅葉の一番良い時期の訪問でしたがここも混んでました。近ツリの団体さんがどっと入ってきて雰囲気ぶち壊しでした。かつて真冬に1人で拝観したときの感動はありませんでした(H21.11.25訪問) |