住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」〜徒歩
作庭・作者:枯山水
文化財:
京都御所の北側に位置する相国寺山内の塔頭大光明寺は、暦応2年(1339)、後伏見天皇女御(左大臣西園寺公衡の長女)の広義門院(こうぎもんいん)西園寺寧子(やすこ)が天皇(夫)の菩提を弔うため、夢窓国師を開山として伏見桃山の伏見離宮の傍に草庵を建てたのが始まり。その後、伏見宮始祖の栄仁(よしひと)親王(広義門院の孫)が亡くなられて、寺内に葬り、祀られて以来伏見宮の菩提所となり、歴代の御位牌が奉られるようになった。
文禄3年(1594)に秀吉が再建し、西笑承兌(さいしょうしょうだい)を住持とした。さらに慶長19年(1614)、徳川家康によって再興されたのち、元和元年(1651)相国寺山内に移り、数度罹災して明治初年に廃絶。現在の大光明寺は、伏見宮家菩提所となっていた心華院が明治39年(1906)に改称したもの。本尊は普賢菩薩で、創建時に奉安されたものとされる。本堂前は白砂が広がる枯山水庭園で、「峨眉山の庭」と称している。(相国寺HPより)
私的満足度「★★」:自由拝観のお庭です。暑い日に良い庭です。
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