所在地:右京区嵯峨大沢町4 大覚寺境内 アクセス:JR京都駅〜バス 形式・作庭: 池泉舟遊式庭園 文化財: 国指定名勝 ここはもと嵯峨天皇が弘(こう)仁(にん)年間(八一〇〜八二四)に造営された離宮「嵯峨院」の苑(えん)池(ち)の一部で、現在大覚寺境内に属している。中国の洞庭(どうてい)湖(こ)になぞらえて「庭(てい)湖(こ)」ともいい、作庭当時は泉・滝・名石等の美を極めた池泉舟遊式庭園であった。今なお池中には、菊ガ島・天神島の二島と、巨勢(こせの)金岡(かなおか)が配置したとされる庭(てい)湖(こ)石(せき)があり、広々とした大陸的雰囲気を漂わせた現存する我が国最古の庭園の一つである。 池畔には弘法大師が離宮の鎮守として勧請したと伝えられる五社明神のほか、桜樹が多く、花の名所であるとともに、古くより月の名所としても名高く、秋の観月に訪れる人も多い。 この池の北は嵯峨院の建物があった場所で、北約五十メートルの所に嵯峨院滝殿の石組み跡「名古曽(なこその)滝(たき)」があり、藤原公(きん)任(とう)も 滝の音は絶えて久しくなりぬれど なこそ流れてなお聞こえけれ と詠(よ)んでいる。(京都市観光文化情報システムHPより) 私的満足度「★」:冬でしかも天気悪かったのでこんな写真になってしまいましたが、次回はもう少しましなものを撮りに来ます。(H21.1.18) ということで写真を撮りなおしに参りました。写真を差し替えました。さすがは大覚寺です。(H21.11.27記) |