所在地:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
アクセス:京都駅〜市バス
大覚寺は真言宗大覚寺派の本山で、正式名称を「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といいます。
平安時代、嵯峨天皇が皇后との新居として造営した「離宮嵯峨院」が、大覚寺の前身です。嵯峨天皇と親交の深かった弘法大師空海はここをよく訪れ、中国留学の話をしたり、お茶を楽しんだことが伝わっています。
貞観18(876)年、嵯峨天皇の皇女・正子(しょうし)内親王が嵯峨院を「大覚寺」に改めました。そして、嵯峨天皇の孫にあたる恒寂(ごうじゃく)入道親王が初代の門跡に就任し、「大覚寺門跡」と呼ばれるようになりました。「門跡」とは、代々天皇もしくは皇統の方が住職として就いた寺院をいいます。
また、南北朝時代に大覚寺は南朝の御所となり、元中9(1392)年には北朝との争いに終止符を打つ、媾和(こうわ)会議を開いた史実が残されています。(大覚寺HPなどより)
私的満足度「★★」:御朱印を頂きに再訪。
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