住所:滋賀県彦根市里根町232
アクセス:JR彦根駅〜タクシー
作庭・作者:枯山水、中根金作
文化財:
城下町を一望できる丘の上にある曹洞宗の寺。秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。本堂は簡素な造りですが、建立当時の特徴がよく表われています。境内の十六体の羅漢(らかん)像は、16ケ国の大名から贈られたものといわれています。京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢(ごひゃくらかん)は、「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」と云われるほど、必ず自分の探し求める人の顔があるといいます。庭は直弼(なおすけ)好みの借景の石州流庭園で、羅漢堂の東に地蔵像があり、山門脇に直弼の供養塔や直弼の参謀格だった長野主膳(ながのしゅぜん)の墓、たか女の碑などが寺院内にあります。
【天寧寺庭園】井伊直弼公の好みで作られた石州流庭園。井伊直弼公供養塔、長野義言歌碑、仏足石などが、城下町を一望できる明るい丘の上に立っています。(滋賀県観光情報HPより)
私的満足度「★★」:中根金作先生の作品「羅漢石庭」です。広いわりに近くからしかシャッター押せず、全容がカメラに納まらないのがちょっと残念でした。
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