住所;大津市坂本四丁目5番17号
アクセス;京阪坂本駅〜徒歩
作庭・作者:池泉回遊式庭園
文化財:国指定名勝
坂本の延暦寺里坊群の一つ、東塔東谷に属する白毫院境内に江戸時代初期に築造された回遊式庭園である。 明治時代初期に料亭芙蓉園の所有となった。庭園は江戸時代以前の景観をとどめており、穴太衆積みの洞窟、外構の石垣が現存する。現在は芙蓉園という料亭である。入口には大きな切石で囲まれた石窟がある。寛永年間に院主が、貧しい人々を雇ってこの石窟を造らせ、お礼に食料などを与えたという。石窟の上は富士山をかたどった高い築山になっている。庭園は、前方が高い台地となっており、その裾部に大きな池が造られている。池の周りを散策でき、さまざまな方向から庭や築山を楽しめる。台地の上方から滝が流れ落ち、滝つぼの近くには江戸末期の宝塔(法華塔)も置かれ風情を与えている。池は中島もなく、空間的な広がりを感じさせてくれる。(琵琶湖大津観光データベースHPより)
私的満足度「★★」:食事をしないとお庭の拝観できない芙蓉園ですが、定期観光バスの昼食会場となっていたため、拝観致しました。穴太衆積みの洞窟などもあって結構楽しめます。
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