25滋賀県 大通寺 含山亭及び蘭亭庭園

フレーム

所在地:滋賀県長浜市元浜町32-9
アクセス:JR琵琶湖線「長浜駅」〜徒歩
形式・作庭:鑑賞式枯山水・池泉庭園
文化財:国指定名勝

真宗大谷派(東本願寺)の別院。正式には無礙智山(むげちざん)大通寺といいますが、一般に「長浜御坊」の名で呼ばれています。本願寺12世の教如上人が、湖北門徒に仏法を説き広めるための道場を、旧長浜城内に開いたのが始まりで、そのころは、長浜御堂と呼ばれていました。安土桃山時代末期、京都に東本願寺が建立され、御堂を大通寺とし、その4年後に現在地に移築しました。伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間、長浜城の追手門を移築した脇門(薬医門)など、建造物の多くが、国あるいは市の重要文化財です。県指定の文化財としては、南北朝時代の銘を刻んだ梵鐘があります。客室(含山軒、蘭亭)内部の障壁は、狩野山楽・山雪、円山応挙によって描かれており、その庭園は国の名勝に指定されています。
(写真上)含山軒庭園は、伊吹山を借景として鑑賞式枯山水。含山の名はこれに由来しています。前方に盛砂を敷き、中ほどに亀島を配して、伊吹山から枯滝に水が注いで見えるよう設計されています。
(写真下)蘭亭庭園は、小さい池に反(そり)橋がかかる鑑賞式池泉庭園で、松や木犀の老樹を多く用いた優雅な名園です。(滋賀県観光情報HPより)

私的満足度「★★」:重要文化財の指定を受けた客室から名勝指定の庭園を見ます。12月下旬の訪問ですのであまり色合いが良く無かったです。また季節を変えて来てみたいお庭です。


目次へもどる

直線上に配置