25滋賀県 安楽寺 庭園

フレーム

住所:滋賀県長浜市細江町105
アクセス:JR長浜駅〜バス
作庭・作者:山水廻遊式鶴亀庭園、夢窓国師
文化財:

かつて藤原不比等の別荘地であった場所に、鎌倉中期、安楽精舎を建立したのが始まりです。開山は、東福寺の開祖聖一国師の高弟仏智禅師によります。足利尊氏の庇護を受けて、一時隆盛を極めたが、戦国時代、姉川合戦の折に焼失、50数年後の江戸初期に、彦根藩主井伊直孝によって再建されました。臨済宗妙心寺派の寺院です。
 本尊の釈迦牟尼仏は室町時代の傑作で、仏智禅師像および達磨像は鎌倉時代のものです。
 夢窓国師の作と伝えられる500平方メートルの庭園は、東の伊吹山、西の比良、比叡の山なみ、前方の老木並木を借景に、琵琶湖を模した池を中心とする山水廻遊式鶴亀庭園です。当時は珍しい小山のような築山を設け、須弥山(しゅみさん)式石組や刈込み、白川砂を配した、滋賀でも指折りの名園です。さらに、樹齢700年から800年を経たモッコクや楠の大木が偉容をそえます。
 また閑静な境内には、「遺命により当山に納む」と記録に残る「足利尊氏の爪墓」が現存しています。なお、宝物館で尊氏公の画像等を見ることができます。(滋賀県観光情報HPより)

私的満足度「★★★」:素晴らしいお庭です。300円の拝観料でお茶とお菓子が出ます。話好きの和尚さんが龍の形に見える松の枝の解説をしてくれました。(写真右下)とっても不思議です。



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